初歩からの無職

近況と貧困と病気

    近況がてら、病気とお財布事情のつらみを綴っておく。

    冬場から身体のあちこちに不調が来ててかなりしんどい。精神科は相変わらず週1で通院を続けていて、歯医者も親知らずの抜歯のついでに虫歯を全部治療してもらうために通院していた。精神科の方は自立支援があるのでかなり安いのだけど歯医者はポンポンお金が飛んでいくのでかなり厳しかった。

    お金の方は一貫して相変わらずきつい。実際のところ生活保護ライン以下の収入で暮らしていて、生活保護申請窓口も一回まわされたのだけど、シェアハウス周りで住居費周りがかなり抑えられているのでその時は手持ちのお金も合わせて申請は見送りになった。(今は手持ちも殆どないのでおそらく金額面はクリアするだろうけど、そもそも制度的にシェアハウスを想定していないのでそのあたりも整理しないといけない。東京の知り合いは一人暮らしに移行させられていた。)

    そういう状況に加えて1ヶ月ほど前から左下腹部の痛みと陰部周辺の激しい湿疹に見舞わて、どちらもかなり深刻だったのだけど4つも病院を掛け持ちできるわけはないので、脳内会議でトリアージを求められた。結局新たに病院を増やすのもだるいのでそのままでいいでしょというふわっとした意思決定が行われた。陰部の湿疹はインキンかと思って市販薬を塗ったけど効かなかったので普通の湿疹用の軟膏を塗ってとりあえず対処。それでもあんまり効果なくて眠れず。左下腹部の痛みは位置的には大腸っぽくて、最悪のケースだと大腸がんということもありえたが、その辺はまぁギャンブルでもよいかと判断した。

    4月に入って精神科の方は臨床心理士が体調を崩したので1ヶ月休職することになって、薬も特にもらっていなかったので僕も復帰を待つことになった。歯医者の方は人生で初めて虫歯治療を最後まで完遂した。すごい。ついでに陰部もひどく跡が残っているけどとりあえず痒みは消えて皮膚も形成できてるので4つのうち3つが解消できた。

    というわけで、通院の必要性が一気に減ったので意を決して腹部の方も調べに行った。結論から言うと、大腸ではなく腎臓にかなりでかい結石があるということだった。体外衝撃波結石破砕術というかっこいい必殺技みたいなので結石を破砕しないといけないのだが、市外の病院に手術入院をする必要がある。

    ここで再度お金的な問題があって、ネットで調べると色々あるけど一泊二日の手術入院で10万円くらいかかるケースもあって、そのままだと現状だと到底払えない。でも収入的に低所得者の限度額認定が使えるはずなので35000円ほどにできるはずである。こっちなら安心と言いたいところなんだが、ざっくり5万円入ってきて5万円抜けて貯金が3万円ってな感じの状況なので、情けないことにこれでも生活が破綻してしまうかもしれない金額になってしまう。更に言えば、年金の学生特例申請時にちゃんと確定申告しとけよと釘を差されたので、限度額認定の申請でもいろいろ言われるかもしれない。だるい…。ケツ毛の数まで国に個人情報渡しても構わないから勝手に追跡して計算して欲しい。

    というわけで、結石を抱えたまま生きていくのもありかと思ったけど、やっぱり痛いものは痛いのでもう少し調べてお金も工面できる方法を探してなんとか切り抜けないといけない。無職は身体が資本だということを痛感するのであった…。