東京から岩手県大船渡までの自転車旅

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せっかく無職になったので一旦東京を離れて北に向かいました。自転車で東京のギークハウス四谷から岩手県のギークハウス大船渡まで総延長550kmの自転車旅行の覚え書き。これを東京で書いている謎。

全体的な感想

持っててよかった野宿装備

基本的に野宿前提だったけど、野宿生活してたのでもちろん特に買い増す必要もなく。

持っていったのは野宿セットと自転車メンテ用品、着替え、お風呂セット、iPhone、iPad、Kindle Paperwhite、モバイルバッテリー2個、USB充電器などなど。あとダンボールに入り切らなかった引っ越し荷物も詰め込んだけど少しでも軽くすべきだった…。

自転車は長年愛用のクロスバイクの小汚いEscape Airに、リアキャリアにパニアバッグを付けた。このパニアバッグももともと野宿時代に購入したもの。防水で便利。

テントも持っていったけど、相変わらず組み立てと片付けがだるくて一回も使わなかった。ガチキャンプになったとき用にバーナーとコッヘルも買ったけど、これも使わなかった。

朝、出発前に一杯のコーヒーを…とか想像してたけど、雨だったのでコーヒー湿気るなと思って普通にコンビニのコーヒー飲んでた。コンビニのコーヒーはうまい。

自転車のメンテ用品も前から持っているものをそのまま使用。チューブ2本に修理パッチ、タイヤレバー、携帯空気入れ。東京で乗ってる時はパンクしまくってたのでパンク修理もそれなりに慣れた。出発前にタイヤ交換したおかげもあって、思ったよりパンクしなかった

貴重品類やiPadとかの電子機器は持ち運び重視でウエストバッグに入れといた。適当にパッキングしてテントと着替えバッグ、ウエストバッグをゴム紐で縛るといい感じに固定できた。死ぬほど踏み出しが重くてびっくりする。

そういえば旅っぽいの撮ってないと思って急ごしらえ

種延真之さん(@mtane0412)がシェアした投稿 –

ひたすら4号線の旅

ギークハウス四谷を出てまずは秋葉原の岩本町交差点から仙台までひたすら国道4号線を北上、仙台から石巻経由で気仙沼、大船渡という500km超のルート。海沿いルートよりも宇都宮、郡山、福島、仙台と大都市を通るので定番ルートかな。

1日目は栃木の小山までは7,80kmの道のりでめちゃくちゃ疲れたので2日目以降は50kmくらいにした。2日目は宇都宮で知り合いの家にお世話になりつつ観光、3日目は那須塩原、4日目は郡山、5日目は福島、6日目は仙台、7日目は石巻、8日目は気仙沼、9日目にギークハウス大船渡に着いた。

50kmペースにしてからは午前中に次の街に到着してしまうのでもっと行ってもいいかなあとも思ったけど、昼から銭湯入ってダラダラ過ごす、ちょっと移動する引きこもりみたいな生活がすっかりやめられなくなってしまった。

4号線沿いはそんなにしんどくもなかったが、いよいよ三陸海岸に突入したあたりから総獲得標高1400mに至る峠の連続で本当に辛かった。三陸道にサイクリングロードも付けて欲しい。

全般的に悪天候で涼しかった

出発前に一番懸念していたのは8月の夏本番に運動してないデブが自転車漕いで熱中症にならないかということだったんだけど、2017年の8月は1993年以来の冷夏になるんじゃないかというくらいで、基本的に移動中は曇りか雨だったので存外快適だった。

困ったのは突発的な豪雨で、天気予報があまり当てにならなかったので、野宿時代からの必須アプリであるYahoo!天気アプリの雨雲レーダーとにらめっこすることが多かった。

スーパー銭湯にハマる

基本的に昼前には次の街について汗を流すためにスーパー銭湯に入るパターンだったのだけど、とにかくスーパー銭湯巡りの旅と行っていいほどハマってしまった。

大体10~11時くらいに次の街のスーパー銭湯に到着、お風呂で汗を流しサウナの交互浴で脳内物質垂れ流して、12時に食堂でお昼を食べて、そこから座敷で寝っ転がりながらネットしたり漫画読んだりして夜まで過ごす。

やっと20世紀少年を最後まで読むことができた。ともだちはお前だったのか。

Polcaで乞食した

出発時期にちょうど家入さんのフレンドファンディングアプリのPolcaがローンチしたので、早速乞食してみた。最初はただ単に金を乞うだけだったけど、ちょうど自転車旅に出かけたので、何かそれっぽい支援窓口になったのもあって、たくさんのご支援ありがとうございました。乞食しながらずっと旅するのもいいな。

所感

地方の公園は良いし、旅してる風だと人当たりがよい

基本的に公園野宿だったけど、やはり徹底排除でデザインされてる東京よりも居心地が良かった。基本的にはGoogle Mapsを眺めながら付近の公園の屋根・ベンチの有無などを確認して決めていく。

朝方には地元の人から話しかけられることも多く、旅人だと優しくされるので結構新鮮な野宿体験だった。日本中ぐるぐる周りながらホームレスするのもいいのかもしれない。

自転車装備欲しい

ロングライドになればなるほど体重のかかる手、尻、足へのダメージがでかく、ストレートハンドルだと非常に辛いのでドロップハンドルがいいなあと思った。ロードバイク欲しい。ガチ乗りが装備してる手袋やサイクリングパンツもダメージ低くなりそうだし、ビンディングペダルも長距離だと全然違う世界になるんだろうなあと想像。こうして自転車沼にハマっていくのか。

あとついいつもの癖で一本足スタンドを使ってしまい、重さでへし折れてしまったので、センタースタンドがオススメ。(到着後に引っ越し祝いでフォロワーさんからいただきました。ありがとうございます。)

地方はGoogle Mapsのローカルガイドに力を入れたほうが良いと思った

基本的に次の街の銭湯、コインランドリー、ご飯、休憩できそうな場所、野宿の場所とかは全部Google Mapsから調べるんだけど、都市の規模が小さくなるに連れて情報格差が激しい。

特に三陸沿岸地域はここ数年で大きく様変わりしているので、ストリートビューも役に立たない事が多くて苦労した。地域の人にとっては外の人に向けてわざわざ情報をオープンにしたところで劇的に売り上げが伸びるわけでもないんだろうけど、それでも補助金ぶち込んで地域おこしする前にできることはあるよなあと思った。

BRTの欠点

気仙沼〜大船渡は電車を廃線にしてBRTが運行しているんだけど、自転車で最も辛い区間に輪行しづらいのは結構マイナスでかいなあと思った。多分もう自転車で三陸から出られない。

自転車旅、ゆっくり行けばさほど辛くないし、いつも通り過ぎる町にもちゃんと人が住んで生活が営まれていることを確認できてよかったのでまたしてもいいかなあと思った。

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